いままでのパラダイムが通用しない時代の住いづくり
□ シナリオ・プランニングの必要性 2

「運命ではない」
シナリオ・プランニング入門
環境が激変し、価値観が変異を続けていく中で、どのように準備をし、どのように対処していったらよいのでしょうか。

必要以上に悲観的になる必要はありません。ご自身が置かれた環境と、そのなかでどのように「住いづくり」を成就させるかを客観的に見つめ直すことで、主観的な意志を武器に道を拓いてゆくことはできるからです。

「住いづくり」で出会うあらゆるリスクはどれも、受動的にあきらめなければならないような事柄ではありません。

映画監督のジェームズ・キャメロンが登場人物に言わせる言葉を借りれば、「運命ではない」のです。(No fate)

多くの方にとって、「住いづくり」は初めての体験の連続でしょう。

シナリオ的にリスクを考えることで(=シナリオ・シンキング)、選択肢が明確になり、優先順位が見えてきます。

初体験が続くにもかかわらず、人生の重大な局面でもあるのですから、それらの「選択肢」をどのように用意しておき、どのように判断するか、そのための準備こそが、「シナリオ・プランニング」です。

「未体験の事柄」を、経験していないからとあきらめるのではなく、事前に自分のなかにできるだけの「構え」を作っておくこと、それが「シナリオ・プランニング」なのです。

次章以降、この「シナリオを設定する思考法」が、いかに「住いづくり」に有効な方法であるのかを、見てゆきましょう。








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